1990年代、ファッションや音楽カルチャーのブームに沸く、大阪・アメリカ村。そこは日本でも有数なクリエイティビティに溢れた地であり、その中のとある古着屋からサムライジーンズは誕生しました。
他ではやらないようなモノ作りを、という信念のもと、失敗やテスト、修正を繰り返し、工場の協力もあって、今日まで数々の生地を作成してきました。そのデニム 生地は15オンスという比較的ヘビィーオンスなものに始まり、現在では、25オンスまで作成しています。創業から20年以上経ち、それらの、硬く・ザラつきのある生地は、世界中で評価をいただき、現在では日本を始め、世界約20か国で販売されています。
しかしながら、まだまだサムライデニムの良さ、ジャパンデニムの素晴らしさを、日本を始め、世界中には十分に伝えきれていません。
サムライデニムを、衣類として手に取る機会がなかった方々へは他アパレルメーカーと共同で製品開発をすることで生まれる化学反応が、手に取っていただく良いきっかけの一つになるかもしれませんし、また、衣類に限らず単純にサムライデニムの素材としての可能性を通して、異業種とのコラボレーションを経て、世界中に”体感”していただきたい。と考えています。
January 23, 2022 — SAMURAI STAFF